例えば、自転車に乗った無数の中国人に無言で追いかけられたら、めちゃくちゃ怖いだろう。
そういうこと。最近、俺がここに文章を書きまくっているというのはまさにそういうことで、そうやって無言で追いかけてくるものから死に物狂いで逃げているかのような感覚がある。
過去に自分が書いた文章、過去の自分の考え方、要するに「過去の自分」の群れが無言で追いかけてくる。そして、この群れを距離的に少しでも引き離そうと思えば、新しい言葉を矢継ぎ早に吐いて、過去のものをさらに過去へ過去へ追いやっていかんとならんのだ。
逃げろ!
あの角を曲がれ!
逃げろ!
逃亡者
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