学生でもないのに勝手に大阪芸大に通ってた19の時、とある芸大生の部屋に招かれて、5、6人の特に親しくなった奴らと一つのテーブルを囲んで朝まで語り合って、呑んだ。その中で「みんな詩ぃ書いて、発表し合おうや」などと提案する身の程知らずの馬鹿がいて、発表し合うことになった。
俺は「俺の賞味期限のないスケジュール表は」というフレーズから始まる6行くらいの短い詩を書いて読み上げた。
気付くと俺の隣で、俺のそのくだらない詩を聞いて泣いている女の子がいて一言、「すごい」と言った。
数日後、この子が俺にとって生まれて初めての彼女となった。
優しくただ認めてくれれば
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