元々はとても夢のある話でしょ?「認めてもらいたい」っていう気持ち。それはある特定の誰かの為を思えばこその気持ちだったりするし、それを笑顔で「生き甲斐」って呼んで、毎晩のように本当の意味で「美味しい」お酒に酔いしれることのできてる幸せな人だって世の中には大勢いると思う。でも、この「認めてもらいたい」って気持ちが強くなり過ぎて、「認めてもらわないと生きていけない」下手をすると「認めてもらわないと『生かしてもらえない』」みたいな強迫観念になって、気付けば自分自身の意思なんてそっちのけ、見て見ぬフリしたり放り投げたりすることに慣れて、人の意思ばかり尊重して、人の表情ばかり気になって、毎日毎日ビクビクビクビク、何をやっても楽しくなくて、明日があって明後日があるということがただただ苦痛になって、明日を遠ざけられるような気がして飲むお酒の味は...これっぽっちも美味しいとは思えない。思えないけれど、かと言ってやめる訳にもいかない...っていう人もたくさんいると思う。
明日が不安だったり、恐怖だったりっていうのが例えば一年も続けば、大抵の人間は何かしらおかしくなると思う。
もう今以上には認めてもらえそうにない。もっともっと認めてもらうためにはどうすればいいのか。わからないし、もう動けない。自分にはこれが限界だ。情けない。色んなことが嫌だ。色んなことが本当は自分は不本意なのかもしれない。今こそ自分の意思を思い出さなきゃ。え〜っと、自分はどんな生き方がしたかったんだっけ?自分はどんなことに胸踊らせるんだっけ?自分はどんな笑い方をするんだっけ?え〜っと自分は...思い出せない。
私はそんな人に「お酒をやめなさい」なんて言えない。っていうか何も言えない。ただ、なんとなく、私だったら、逆にめちゃくちゃ高いお酒を買ってきて、なみなみ注いであげて、「時間はたっぷりあるよ」とだけ言ってあげると思う。
阿仁真里は思う
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和田さん無事ですか。
良かった。
(*´Д`)=з
私にも、過去にそんな自分を知ってます。
毎日が、自分が許せずに不甲斐なく。
今でも、過去の自分を知ってる人に会いたくない。
同窓会なんて、行きたくない。
実は、今日連絡有ってf^_^;。
自分の情けないコト、身に染み考え込んだ。