昨日、このブログの一周年を目前にしてリタイヤした実に情けない男、和田一憩から急遽代打を頼まれました。最初は迷ったし断ろうとも思ったけれど、私と彼は一心同体、表裏一体、光と影の関係。彼の責任は私の責任でもあるので、やむを得ず一肌脱ぐことにしました。ノーギャラで。和田一憩...もう33年の付き合いになりますが本当にふざけた野郎です。
あ、自己紹介を忘れてました。『イッケイノウタ』の読者の皆さん、初めまして。私はいわば一憩の「影」で、一憩の中の女性的な部分を司ってきた者で、名前を阿仁真里(アニ・マリ)と申します。一憩が復帰するまでの間、私がこのブログを継続させていくことになりましたので、よろしくお願いします。
ところで、実は、皆さんが私の作品に触れるのはこれが初めてではありません。ここだけの話、一憩が「俺が書いた」と言い張っているものの中には私が拵えたものが少なからず、あります。例えば「M&M」という曲。あれは、あの曲のメロディは私が書いたものです。あと、一憩がバンドをやってた時によく「無題」って曲をやってたでしょ?あれも実は私の作曲です。一憩は私の書いたメロディに詞を乗せただけです。あの曲は一憩が発表した曲の中で唯一の「ワルツ」ですが、そもそも一憩が3拍子の曲なんて書けるはずがないでしょ?ね?あと、一憩がソロに転向してからも好んで演奏する「アニマ」って曲ね。あれもあれはあれに至っては作詞作曲ともに完全に私の手によるものです。だってほら、タイトルがタイトルでしょ?
ごめんなさい。でも、真実は真実。真実はいつも残酷ですよね。
この際だから、名刺代わりにもっと言うと、私が作ったにも関わらず一憩名義で発表されたものは実は音楽だけではありません。実はこのブログに載せた文章の中にも私が書いたものが少なからず、あります。例えば「信用失禁〜砂金と船〜」なんかは完全に私が書いたものだし、超短編小説「堀井ヴァイブル」のシッケーナという女性が出てくるくだりは完全に私のアイデアによるものです。あと、最近のものでは「連綿虫」ね。あれは、振戦がひどくなって携帯をまともに扱えなくなった一憩の言葉を私が代筆したものです。そう、最近の彼は完全に私ありきでした。ま、昔からですが。
と、いうわけで当分の間、このブログは私、阿仁真里が仕切ります。一憩が復帰してきた時にはこのブログのタイトル、『アニマリノウタ』になってるかもね。でも、ま、どうせ、奴は言うんでしょうね、「それはそれでええよ」って。だって奴は私で、私は奴なんだから。
阿仁真里登場
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