詞が書けない。っていうか詞だけじゃない。正直、曲も書けなくなってしまった。
何も浮かばないわけじゃない。むしろその逆。浮かぶのは浮かぶ。吐いて捨てるほど浮かぶ。そこそこ良い曲なら10分で書ける。でも、自分が今まで培ってきたもの、いわゆる『癖』がどうしても出てしまって、その都度イラッ!ときて、ボツ!ボツ!ボツ!どれもこれも作品として残す気になれない。
俺はここらで一発、自分でも良し悪しのわからない、ブッ飛んだのを創りたい。
キッツイ酒を5リットルくらい呑んで、ブッ倒れて、誰かに「そうはさせん!」とばかりに抱え起こしてもらって、チューニングの狂ったギターを無理矢理押し付けてもらうとかすれば良いのだろうか。そうすれば何か、自分が自分であることを無視したかのような奇怪なものが自分から出てくるのだろうか。
30分でいい。ロックが死ぬほど好きな、でも俺とは聴いてきたもの、吸収してきたものが全然違う、自分以外の誰かになりたい。
もう一つのラビリンス
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