ぶつぶつぶつぶつ、詞を考え、何か思い浮かぶたび口ずさみながら立ち寄ったとある中古CD屋でミスチルの「NOT FOUND」のシングルを購入した。
俺のこの曲に対する思い入れの程は以前にこのブログにも書いたが、しっかしまあええ曲やな、ホンマにええ曲やな、と思う。心から「やられた」と思う。
ちょっと前、うちの職場で飲み会があって、その後、二次会的にカラオケBOXへと突入したのだが、俺はその場で上司を目の前にこの「NOT FOUND」を熱唱。曲への思い入れが思い入れなだけに感情が入りに入ってしまったが意外や意外、引かれるということは一切なく、普通に「イエー!最高!」などと実に快活な拍手をいただいた。というのも、その場に居合わせた上司、先輩、皆が皆、キリキリと心を込めて歌い上げるタイプの人たちだったからである。
そんな環境下、ここぞとばかりに俺は歌った。こんな環境下じゃないと絶対に歌えないレノンの「イマジン」をキリキリと歌いあげた。上司、先輩を含めて皆さんちゃんと聞いて、一緒に歌ってくれた。
たったこれだけのことで、なんて良い職場なんだろうと思った。
歌の力
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ほんま、ええ職場やぁ〜〜
あ、キムラトモコです、お久しぶりです。
いっけい君の日記の内容に便乗して日頃の不満をぶつけに来ました。
素晴らしい職場ですね、
それとは逆の、みながみなの顔色やら空気を読んで"最大公約数的にみなが楽しめてノレる歌"をチョイスして、大人でスマートなカラオケタイムは過ぎてゆく…ってゆう空気が、私は耐え難い。
そんな場面に遭遇した時、いっけい君ほど毒舌ではないけれど(笑)私は心の中で『ふん、ばかじゃない!?てめーら、全員田舎モン!ドメスティックな家畜らめ!』と毒づいてます。
カラオケに限らず、心の内側にあることを表明せず、他人とぶつかることもせず、無難な表層的な関係性だけで、どうしてこんな熱も光もない無機質な形ばかりが優先される?実は、日本人がまだ他者と関係を作っていくことに慣れていない共依存者(依存しあうことで成り立っている関係性)だからだ、なんていう民族論にまで思考は飛躍してしまう。あかんあかん、私の悪い癖だ。
なりふりかまわず、まわりから浮くことなど気に介さず、魂の底から好きなものを好き!!と表明するその姿勢、そのストレートさが、やっぱ、最高!!一番カッコいい!!
それがわからない、見えていない人間は、私には、ドメスティックな人形にしか見えない。
いっけい君の職場には、ちゃんと人間の形をした、ちゃんとぬくもりを持った、生きた人間がいるのですね、
ほんま、ええ職場やと思います。