年に4回くらいで良い。それこそ四季の移り変わりのようにごくごく自然な形で楽しい夢のある変化が日常に彩りを添えて、それを楽しんだり、楽しみに待ったりしながら生きていけるというのであれば、人生はなかなかに楽しいものだと思う。
「楽しみに待つ」ということは本当に素敵なことだ。
最近、自分の中で強烈に不安だったり、恐怖だったりするのは、物事が「連綿と続く」ということだ。上昇することも下降することもなく、ひとつの流れが地を這うように重く、匍匐前進の如くに「連綿と続く」ということだ。これが怖くてしようがない。
逃げる気はない..つもり。いろんなことを許される限りの時間をかけて、じっくり自分なりに必死こいて克服していこうとは思っている。思ってはいるが、現実には何一つ克服出来ぬままに、「克服せねば」という葛藤の日々だけが連綿と続くんじゃないか..という恐怖自体がこれから先連綿と続くんじゃないか..という不安で胸がいっぱいで、何か物凄く表現し難い今まで味わったことのない孤独感でいっぱいで、二足歩行、歩いていてもちっとも顎の上がらない今日この頃なのである。
布団の上を虫が這う。
連綿虫
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